社長ごあいさつ

日本臓器製薬が目指すところ

創意工夫を凝らした製品

日本臓器製薬は、創業時から、自社発想の新製品アイデアを尊重した研究開発に注力してきました。
1939年(昭和14年)創業時の「歯磨き効果のあるガム」に始まり、現在製造販売している病医院向け医薬品や薬局向け医薬品は、いずれも創意工夫を凝らして開発されています。
中でも、病医院向け医薬品の代表格は、日本ペインクリニック学会の神経障害性疼痛薬物療法ガイドラインにも記載されている鎮痛剤「ノイロトロピン」、薬局向け医薬品の代表格は、貧血治療剤として長く支持されている「マスチゲンS錠」です。
創業80年を経て、病医院向け鎮痛薬の売上高は、日本ではトップクラスに位置し、強力な販売ルートが整形外科・麻酔科・皮膚科・外科領域に構築されています。

マーケティング志向に立脚した研究開発

研究開発の際には、お薬を使われる患者様やお医者様、薬局店頭に来られるお客様が「是非使ってみたい」と思われる新製品アイデアしか手がけないという、マーケティング志向に立脚した価値判断を実践しています。従来品とは際立って差別化されたスーパージェネリックや、DDS製剤・改良合成品・新しい作用機序を持つ新規化合物からセンセーショナルな話題を提供する根本治療剤まで、数多くの研究開発テーマに取り組んでいます。

個性を尊重した「人づくり」

研究開発以上に大切なのは、「人材の発掘」であると考えています。アイデアを生み出し、ビジネスチャンスを感じ取り、物事の本質を読み取れる才能を備えた人材を探しています。また、製品の特長をわかりやすく伝えられる広告宣伝能力を持った人材を重用しています。がんばり続ける能力も大切です。
日本臓器製薬では、全新入社員が第一線の営業を経験する「キャリアアップ制度」を実践し、人材育成を図っています。社員一人ひとりの希望と個性を尊重し、「個人がやってみたい仕事」・「個人が向いている仕事」に就いてもらうことを人事の基本方針としています。優れた洞察力と、創造的で革新的な考え方を尊重し、明るく楽しく規律ある職場づくりを目指しています。

専門分野で世界のトップクラスへ

研究開発分野で重きを置いているのは、鎮痛剤・整形外科市場と、創業時からのノウハウが蓄積されたアレルギー用薬市場です。さらに、脳卒中再生治療薬・認知症治療薬・脊髄損傷再生治療薬・椎間板再生細胞製剤・骨形成タンパク質バイオ新薬・呼吸器薬や薬局向け医薬品、そして人類の夢である不老長寿薬までを視野に入れています。また、神経保護再生シートなどの医療デバイスや、ヘルステック・AIといった新たな領域にもチャレンジしています。ワクワクするような新薬アイデアで独創的な製品を数多く開発し、お得意先・お取引先様の信頼をさらに高め、専門分野で世界のトップクラスに躍り出ることを目指しています。

本章を読み終えられた皆様と、日本臓器製薬の社会的使命を通して達成の喜びや感動を分かち合うことができれば、望外な幸せです。

社長 小西龍作
2020年8月吉日 社長 小西龍作