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<<患者様ならびに医療関係者の皆様へのお知らせ>> NHKニュースウォッチ9放送内容について

2012年05月31日

<<患者様ならびに医療関係者の皆様へのお知らせ>>
NHKニュースウォッチ9放送内容について(2012.05.31)

このたびのNHKニュースウォッチ9の放送におきまして、弊社製品「ノイロトロピン錠4単位」に関する誤った情報が報道され、多くの患者様ならびに医療関係者の皆様に大変なご不安とご心配をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます。
弊社では、NHKに対し、内容の確認とともに、ご不安を抱えられている皆様へのご説明が必要であることを申し入れいたしました。
その結果、経緯も含めまして、次のとおりご報告させていただくことになりました。

1)経緯について
平成24年5月23日(水)、午後9時からのNHKニュースウォッチ9で放送された「密着! 救急現場の薬剤師」において、医療ミスのひとつである薬の取り違えの例として、弊社製品「ノイロトロピン錠4単位」と、似た名前の他社のビタミン剤が紹介されました。
この放送では、「ビタミン剤が必要な患者に誤って鎮痛剤を投与すると、ショック症状を引き起こすおそれがあります」とのナレーションとともに、画面上に2 剤の錠剤の絵と製品名が示され、さらに「ノイロトロピン」の下方に「副作用 ショック症状」の文字が記載されておりました。

2)NHKへの申し入れと訂正放送内容について
この放送後、患者様や医療関係者の皆様からノイロトロピン服用に際してのご不安やご質問などのお問い合わせが多数寄せられました。
弊社は直ちにNHKに対し、放送された内容が事実とは異なることから、訂正を行うよう申し入れを行いました。これに対し、NHKは、5月28日(月)の ニュースウォッチ9の放送時間内に訂正放送を行うことを決定し、次の内容が映像付のナレーションおよびキャスターのコメントとして流されました。

「今月23日に放送した"密着! 救急現場の薬剤師"のリポートに関して、番組をご覧いただいた方から薬の副作用についての問い合わせが病院や製薬会社に寄せられています。その薬について改めてお伝えします。
放送では、大量の新薬が生まれる中で、副作用を招く薬の飲みあわせや、薬そのものを取り違える医療ミスを防ぐため、薬剤師が救急医療で重要な役割を果たしていることを紹介しました。
そして、薬の取り違えの例として、似た名前の二つの薬を紹介し、そのうちの一方、鎮痛剤ノイロトロピンの錠剤にショック症状を引き起こすおそれがあるとお伝えしました。
しかし、薬を製造販売している製薬会社によりますと、腰痛などの治療薬として広く処方されているノイロトロピンの錠剤にはショック症状の報告はないということです。
この薬を服用している方々を始め、医療機関など、関係者の皆様に不正確な情報で心配をおかけしました。
申し訳ありませんでした。」


なお、5月11日(金)に岡山県を除く中国地方4県(広島県、山口県、島根県、鳥取県)で放送されたNHK番組フェイス「薬剤師が命を救う」においても、 同様の内容が放送されましたので、6月1日(金)のフェイス(19:30~19:55)放送終了後に訂正放送が流される予定です。

3)NHK番組ホームページにおける訂正記事掲載について
また、5月30日(水)夕刻、NHKニュースウォッチ9の番組ホームページに訂正記事が掲載されました。下記URLから掲載ページにお進みいただくと内容がご覧いただけます。掲載期間は約1週間です。

http://www.nhk.or.jp/nw9/information/index.html

 <お知らせ>(2012.07.24)
訂正記事の掲載期間が終了しているため、現在はNHK番組ホームページにお進みいただきましても当該記事はご覧いただけません。


ご不明の点などがございましたら、弊社宛(くすり相談窓口 06-6233-6085)にご連絡いただきますようお願い申し上げます。