ノイロトロピン錠、ツートラム錠に関するよくある
ご質問


ご利用にあたってのご注意

「よくあるご質問」に掲載した情報は、製品の適正使用に関する医療関係者の皆様からの主な質問とその回答をまとめたものです。
原則として、医療行為のご判断は、医療関係者の裁量と責任のもと行っていただきますようお願いいたします。弊社製品の使用にあたっては、最新の電子添文をご確認ください。
ご不明な点は、弊社くすりの相談窓口または担当MRまでお問い合わせください。


ノイロトロピン錠4単位

  • Q
    粉砕して投与できますか?
    A

    本剤はフィルムコーティングを施しているので、粉砕混合は避けてください。1)
    本剤は動物の組織を原料としているため、原薬にわずかに特異なにおいがありフィルムコーティングを施しています。2)
    <参考情報>
    粉砕後の安定性は、インタビューフォームにてご確認ください。2)

  • Q
    一包化しても問題ありませんか?
    A

    一包化の可否については裸錠の安定性試験の結果より医療機関様でご判断ください。1)
    なお、他の薬と一包化した試験は行っておりません。

  • Q
    用法及び用量を教えてください。
    A

    通常、成人には1日4錠を朝夕2回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減することとなっています。1)

  • Q
    患者さんに説明する際、どのような薬と説明すれば良いですか?
    A

    生体内に備わっている痛みを抑える神経の働きを高める作用に加えて、末梢の血流改善により痛みをやわらげます。1)

  • Q
    効能又は効果を教えてください。
    A

    帯状疱疹後神経痛、腰痛症、頸肩腕症候群、肩関節周囲炎、変形性関節症です。1)

  • Q
    作用機序を教えてください。
    A

    中枢性鎮痛機構であるモノアミン作動性下行性疼痛抑制系の活性化作用、侵害刺激局所における起炎物質であるブラジキニンの遊離抑制作用、末梢循環改善作用等が考えられています。1)2)

  • Q
    効果判定に必要な期間はどれくらいですか?
    A

    ノイロトロピン錠は、生体にもともと備わっている痛みを抑える神経の働きを少しずつ回復させますので、効果があらわれるまで2~4週間飲み続けていただくことが大切です。根気よく服用いただけるよう、患者さんへご指導ください。1)2)3)4)5)
    なお、効果がみられない場合には、漫然と投薬を継続しないようご留意ください。

    参考

    1)小野啓郎ほか:薬理と治療,1981;9:2017

    2)小野啓郎ほか:薬理と治療,1982;10:5813

    3)三浦隆行ほか:基礎と臨床,1986;20:9089

    4)中川正ほか:薬理と治療,1982;10:5833

    5)山村秀夫ほか:医学のあゆみ,1988;147:651

  • Q
    どんな副作用に気を付ければ良いですか?
    A

    いずれも頻度不明ではございますが、重大な副作用として、肝機能障害、黄疸、ショック、アナフィラキシーが現れることがございます。また、0.1%~5%未満の副作用に、発疹、胃部不快感、悪心・嘔気、食欲不振がございます。1)

  • Q
    併用を避けた方が良い医薬品はありますか?
    A

    併用禁忌薬および併用注意薬には該当するものはございません。ただし、本剤ならびに併用薬の副作用にはご留意いただきますようお願いいたします。1)

  • Q
    保管について、患者さんに指導することはありますか?
    A

    高温、多湿、直射日光を避け、涼しく乾燥した場所に保管するよう患者さんにご指導ください。
    高温多湿(40℃・湿度75%以上)や直射日光下では、錠剤の退色や吸湿、硬度低下が見られます。
    特に太陽光下では10日、強い照明下では60日で退色が確認されています1)2)

    参考

    1)ノイロトロピン錠4単位の安定性(裸錠)

    2)ノイロトロピン錠4単位の安定性(PTP包装)

ツートラム錠

  • Q
    粉砕や分割、簡易懸濁して投与できますか?
    A

    製剤特性上不可となります。ツートラム錠は徐放性製剤であるため急激な血中濃度の上昇により副作用が発現するリスクがあります。1)服用に際して、割ったり砕いたり又はかみ砕いたりしないよう、患者さんへのご指導をお願いします。

  • Q
    一包化しても問題ありませんか?
    A

    一包化の可否については無包装状態の安定性試験結果より医療機関様でご判断いただいております。1)
    なお、他の薬と一包化した試験は行っておりません。

  • Q
    25㎎錠を1回1錠から開始してもいいですか?
    A

    原則として、25㎎錠は1回1錠のみで使用しないこと。本剤を初めて投与する場合は50㎎から開始するのが望ましいとされております。1)

  • Q
    食前と食後はどちらの服用が推奨されますか?
    A

    本剤の用法・用量に食事に関する制限はありません。臨床試験でも食事の影響は認められておりませんので、アドヒアランス等を考慮のうえご処方ください。1)

  • Q
    効果判定に必要な期間はどれくらいですか?
    A

    4週間を目安としてください。
    慢性疼痛患者において、本剤の投与開始後4 週間を経過してもなお期待する効果が得られない場合は、他の適切な治療への変更を検討してください。また、定期的に症状及び効果を確認し、投与の継続の必要性について検討してください。1)

  • Q
    腎機能障害のある患者に投与できますか?
    A

    高度な腎機能障害のある患者には高い血中濃度が持続し、作用及び副作用が増強するおそれがあるため禁忌です。
    また、腎機能障害患者(高度な腎機能障害のある患者を除く)においても高い血中濃度が維持するおそれがありますので、ご注意ください。1)

  • Q
    肝機能障害のある患者に投与できますか?
    A

    高度な肝機能障害のある患者には高い血中濃度が持続し、作用及び副作用が増強するおそれがあるため禁忌です。
    また、肝機能障害患者(高度な肝機能障害のある患者を除く)においても高い血中濃度が維持するおそれがありますので、ご注意ください。1)

  • Q
    服用を中止するときに、ただちに全量の投与を中止してもいいですか?
    A

    本剤の投与を必要としなくなった場合は、退薬症候の発現を防ぐために徐々に減量すること、1回50㎎、1日100㎎ずつ行うことが望ましいとされております。1)

  • Q
    投与初期に注意することはありますか?
    A

    悪心・嘔吐、傾眠、便秘を含むほとんどの副作用は、投与開始から1週以内に最も高頻度で現れます。1)
    必要に応じて、悪心・嘔吐に対する対策として制吐剤の併用を、便秘に対する対策として下剤の併用を考慮し、本剤投与時の副作用の発現に十分注意ください。2)

    参考

    1)電子添文

    2)非がん性慢性疼痛に対するツートラム錠の長期投与試験

  • Q
    海外渡航先への持参はできますか?
    A

    渡航先の国によっては、渡航中に必要と考えられる分を超えないよう制限されている場合もありますので、ご利用される旅行会社または、渡航先の大使館にご確認いただくよう患者様へご指導ください。1)
    また、英文の「薬剤携行証明書」や指導箋のコピー等がない場合は、英文のくすりのしおり2)を服用の証明にご利用ください。

    参考

    1)海外渡航先への医薬品の携帯による持ち込み・持ち出しの手続きについて

    2)くすりのしおり